平成24年度登録
- 地域名・施設名
丹那(たんな)
- 所在地:
- 田方郡函南町丹那333-1 函南町農村環境改善センター地図
- おすすめ
- 丹那盆地/酪農王国オラッチェ/乳製品/丹那盆地と富士山の景観
- 駐車場
- 有(函南町農村環境改善センター、酪農王国オラッチェ)
- アクセス
- 【車】東名高速沼津IC、新東名高速長泉沼津IC→国道1号線バイパス→下田街道(国道136号線)→大場川南交差点左折、熱函街道→畑インター左折(約45分)
【電車・タクシー】JR函南駅→タクシー(約15分)・JR熱海駅→タクシー(約20分)
丹那盆地に広がる田園風景
函南町丹那地区は箱根南麓に広がる盆地地帯です。耕作放棄地が少なく、広がる水田にはコシヒカリの稲穂が揺れます。昔は山葵を栽培するほど豊かな水に恵まれていた地域ですが、現在は柿沢川の水をポンプアップして池に溜め、各水田に配水し大切に稲を育てています。初夏には稲が鮮やかな緑の海となり、収穫前の秋の夕暮れ時には丹那地区全体が金色に輝きます。天候によっては箱根西麓の斜面をすべるように覆う雲のベールが幻想的な情景を作り出します。
アニメ「絶対少年」のモデル地にもなった、穏やかな空気の流れる丹那。訪れる人にのんびりと優しい時間を過ごさせてくれます。パラグライダーの着陸地にもなっており、空中から舞い降りてくる姿を見ることもできます。熱函道路や玄岳から丹那盆地を望むと向こうに富士山を眺めることができます。
酪農王国 丹那
明治時代から酪農が盛んな丹那地区。この地域の酪農家が搾乳した牛乳は「丹那牛乳」の名前で販売されています。ヨーグルトやチーズ、バターなどの乳製品も好評をいただいています。酪農王国オラッチェと地域が一体となり、毎週土日には地元の人が作った路地物の旬の野菜や丹那のお米を販売しています。農業体験や動物との触れ合いやトウモロコシ畑の巨大迷路も人気で、休日は家族連れで賑わいます。
毎年11月には「丹那盆地まつり」が開催され、哺乳瓶での丹那牛乳早飲み競争など、ユニークなイベントや、モツ煮などが振舞われ、多くの人が訪れます。日程など詳しくは函南町のホームページをご覧下さい。
函南めぐり野菜
酪農王国オラッチェでは、函南町丹那地域の土づくりに活用されてきた酪農資源の牛ふん堆肥を町内の農家と協働で、丹那百年堆肥「緩衝力」としてブランド化しました。その緩衝力を使って作られる豊かな土壌で品質の向上と減農薬に努め生産される「函南めぐり野菜」は良質な地域循環型農産物です。函南町内のマックスバリューや道の駅ゲートウェイ函南でも絶賛販売中です。