平成24年度登録

韮山多田(伊豆の国市)
韮山のいちごハウスと富士山
田園風景の中に建ついちごハウスと富士山

いちごハウスと田園風景

韮山多田地区の風景は広大な水田といちごハウス、富士山の景観がマッチして美しい田園景観を織りなしています。6月初旬の水田の水鏡、8月頃の鮮やかな緑の稲、10月頃の金色の稲穂。四季折々に移ろう田の様子と富士山のある風景は、どれも絵になります。冬から春はいちご狩りを楽しんだ後に雪化粧をした富士山をカメラに収める観光客の方も増えています。寒い季節や朝の早い時間や夕暮れ時は富士山が綺麗に見える事が多いそうです。


ブランドいちご紅ほっぺ
中まで紅くて甘い「紅ほっぺ」

ブランドいちごの生産地

多田地区は静岡県のブランドいちご生産の中心地。いちごハウスの中では受粉の役目を担うハチ達が花から花へと飛び交います。きめ細やかに温度管理を行い、安心・安全で品質の良いいちごを生産しています。酸味と甘さのバランスが良く、中までほんのり赤い「紅ほっぺ」は多田地区の特産品の一つで、飲食店や製菓店などの料理のプロからの人気も高いです。
古くから野菜が良く育つ土に恵まれた多田地区では多様な農産物を栽培しています。地域のエコファーマーでは化学肥料、化学農薬に頼らない環境に優しい生産方法で作られた、食味の良い「エコファーマー米」を販売。伊豆トマトの栽培も盛んです。新鮮な農産物はグリーンプラザ伊豆の国で購入できます。詳しくはJA伊豆の国のホームページをご覧ください。


韮山多田の二杯盛り
お茶碗2杯分!昔はどんぶりで2杯でした。

沢山食べて、良く働こう!

多田地区で毎年1月と9月に行われる「山の神講」。江戸後期から続くと言われるこの神事では、山の神様に感謝をし、皆で二杯盛りと呼ばれる山盛りの茶飯を食べます。『沢山食べて、しっかり力をつけて、皆で良く働こう』という意味があり、全員が食べきらないとお開きになりません。現在はご飯茶碗で2杯が一般的ですが、以前はどんぶりで2杯食べていたそうです。地元の小学校6年生も参加して、山盛りのご飯に驚きながらも、地域の心と伝統を継承しています。


いちご祭でも人気の紅ほっぺのいちごジャム
人気の紅ほっぺのいちごジャム

伊豆の国いちごまつり

韮山時代劇場では毎年1月、地元産のいちごを使った「伊豆の国いちごまつり」が開催されます。
いちごの販売、いちごを使った体験イベント、地元の皆さんの手作りの品をお得価格で堪能できる「お楽しみ販売品」が人気です。
また、餅まきや大抽選会なども行われ、大変盛り上がります。詳しくは伊豆の国市のホームページをご覧ください

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