平成25年度登録
- 地域名・施設名
桂流コシヒカリのふる里(けいりゅうこしひかりのふるさと)
- 所在地:
- 地図
- おすすめ
- 桂流コシヒカリ/棚田風景/弘法芋/修善寺奥の院/修善寺温泉/桂谷八十八カ所巡拝
- アクセス
- ■公共交通機関を御利用の場合
伊豆箱根修善寺駅-(バス10分)修善寺温泉-徒歩20分
■お車を御利用の場合
東名高速 沼津ICより 約60分
新東名高速 長泉沼津ICより 約60分
四季清流桂川に育まれた田園空間
伊豆半島の中心部に位置する修善寺温泉は県下屈指の温泉街で、全国から観光客が訪れます。温泉街を西に進むと、「桂流コシヒカリのふる里」の美しい田園空間が広がります。棚田景観の残るこの地域では、清流桂川を水源として、良質なコシヒカリが栽培されています。また、初夏には清らかな水と空気のなかでホタルの舞う姿も見られます。
豊かな自然、伝統ある温泉街、歴史的資産の3つを兼ねそろえた魅力ある地域です。美しい景観を守るため、地域が一体となって活性化に取り組んでいます。
地域独自の食材でおもてなし
桂流コシヒカリは清流桂川で育まれたブランド米です。平成25年度に「お米日本一コンテストinしずおか」で金賞を受賞しました。安心でおいしい米づくりをモットーとした特別栽培米の栽培が広がっています。
中でも食味スコアが有名ブランド米と比べても引けを取らない水準である「桂流コシヒカリ」は、生産者と修善寺温泉の旅館とが連携し、食材として宿泊客に提供されています。地域で採れたものを訪れたお客様にその場で味わっていただくという地産地消のお手本です。
また、弘法芋や黒米などの地域独自の食材も栽培されています。弘法芋は修善寺温泉を発見した弘法大師にちなんで名づけられ、肉質が密で粘りが強いという特徴があります。黒米はこの地方では薬膳として食べられており、ほんのり甘く香ばしいお米です。
深い歴史が息づく邑
地域周辺には、源範頼(源頼朝の異母弟)の墓や、多くの石碑、寺院が残り、温泉と豊かな自然に深い歴史が溶け込んでいます。桂谷八十八カ所巡拝では修善寺地域に点在する礼所(石碑)を、毎年11月7日~9日の3日間を掛けて巡ります。四国八十八カ所の霊場の土を桂谷の八十八カ所に埋め、石碑を建立しており、四国八十八カ所巡りと同じ功徳が受けられるとして、毎年多くの巡拝者が訪れます。
修禅寺奥の院は、平安初期に弘法大使が開創したと言われています。本寺から桂谷地区を抜けて西に4.6kmほどの所にある奥の院は、若き日の空海(弘法大使)が修業した場所と伝えられています。
春と秋に「春の静寂」「秋の静寂」、冬至には「星まつり」が行われます。
イベント時には、地場野菜や地産食材を使ったお弁当の販売が行われています。