コンテンツへスキップ
平成24年度 知事顕彰邑(6邑)
- 市町
- 賀茂郡松崎町
- 邑の概要
- 「子供に夢を 老人に生きがいを」を合言葉に、荒れ果てた棚田を復元してから12年。「静岡県棚田等十選」に認定され、駿河湾を眼下に富士山や南アルプスを望むことができる石部棚田。
棚田の保全作業には、「石部地区棚田保全推進委員会」を中心に多様な主体が参画している。
- 評価点
- ・放棄された棚田を多様な主体との協働によって再生した努力と新商品開発やオーナー制度の取組を評価。
- 市町
- 伊豆市
- 邑の概要
- 1500本の梅が植栽された伊豆月ヶ瀬梅林。「夢語り 実現しよう 梅の里」をキャッチフレーズに、天城連山を正面に見据える梅林を活かした地域再生に挑戦しており、「梅びとの郷」を拠点に地域で収穫された野菜の販売、月ヶ瀬ブランドの新商品開発、都市住民との交流に取り組んでいる。
- 評価点
- ・素晴らしい景観の中で、健康で生きがいのある生活基盤としての邑の可能性を示唆する活発な活動を評価。
- 市町
- 菊川市
- 邑の概要
- 「せんがまち」とは「千枚の田んぼ」という意味。
「先人たちの築いたこの美しい風景を残したい」との思いから、NPO法人せんがまち棚田倶楽部が活動の核となり、幅広い組織の協力を得た棚田の保全活動を行うとともに、農業体験を通じ社会、環境教育の場として棚田を活用している。
- 評価点
- ・美しい茶畑の斜面に連なる棚田を復田した取組とともに、都市の様々な主体の得意分野を活かした連携方法を評価。
- 市町
- 掛川市・袋井市・磐田市
- 邑の概要
- 県内随一の穀倉地帯で、丘陵地の茶畑、平野部に広がる田んぼ(とうもん:稲面、田面)、遠州灘に面した砂浜など、遠州南部地域一帯の美しい景観が広がる地域。
「とうもんの里」は、とうもんの自然、文化を育む多彩な農業生産活動と、来訪者と地域住民との“ふれあい”を創造している。
- 評価点
- ・農業生産活動により創り出される美しい景観とともに、NPOの活発な活動と次世代への配慮を評価。
- 市町
- 浜松市天竜区
- 邑の概要
- 清流阿多古川の源流にある、22の組からなる自治会を中心に強い絆で結ばれた地域。
昭和51年の神沢生活改善グループ発足から、現在はNPO法人夢未来くんまとなり、「くんま水車の里」、「かあさんの店」で、そば打ち体験等の実施や、商品開発、定住者を増やす試みに取り組んでいる。
- 評価点
- ・女性たちを中心にスタートした地域おこしの先駆けとして、活動の持続性と雇用の場としての地域への貢献度を評価。
- 市町
- 静岡市葵区
- 邑の概要
- 本地区は山葵栽培発祥の地で、山葵田と茶畑の緑に囲まれた標高600m程の集落。
新緑から紅葉、雪景色と四季折々の特徴ある風景が味わえる自然豊かなところで、地域の女性が中心となり「うつろぎ運営委員会」を設立し、各種加工品の開発から販売、食事提供やそば打ち体験等積極的に取り組んでいる。
- 評価点
- ・茶畑とわさび田の織り成す美しい自然と独特の文化のバランスのとれた魅力と6次産業化の取組を評価。
【顕彰式典】平成25年2月4日(静岡市:清水テルサ)