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令和3年度 連合奨励賞受賞邑(4邑)
福祉事業所や大学と連携した多彩なむらづくりプロジェクトの推進
- 市町
- 伊豆市
- 邑の概要
- 農福連携の取組として、市内の福祉事業所と連携して、地区内の遊休農地でライ麦を育て、環境にやさしいライ麦ストローに加工販売。むらづくりの各プロジェクトに、関連性のある大学ゼミ活動を連携させて事業を推進している。
- 評価点
- むらづくりの各プロジェクトに、関連性のある大学ゼミ活動を連携させて事業を推進している。福祉事業所、大学との連携に、地域組織が受け入れ体制を整えて対応することにより、積極的な取組が展開されている。農福連携、大学との連携ともに、継続的で発展的な活動が行われており、麦ストローの作付面積増・増産を目指すなど、今後も継続的な活動を見込める。
日本一の富士山を望む茶園景観を次世代に継承する地域学習・6次産業化の活動
- 市町
- 富士市
- 邑の概要
- 茶園景観を次世代に継承するため、小中学校と連携した茶や地域学習を行うとともに、企業連携や景観をストーリー化した茶を開発。地域の数々の美しい景観をデザイン化した「ささば缶」を商品化して販売している。
- 評価点
- 茶が健全に栽培・販売されることにより美しい茶園景観が保全されることを、地域学習や6次化の活動で対象者に伝わるよう、企画から調整、運営まで自主的に行い、多様な関係者を巻き込む活動をしている。大淵笹場の茶園景観の保全活動や、地域資源としての広報活動に継続的に取り組んでおり、景観保全のための多彩な取組を展開している。
後世に伝え引き継ぐ、歴史ある御厨の邑づくり
- 市町
- 焼津市
- 邑の概要
- 小杉御厨(こすぎのみくりや)と呼ばれた平安、鎌倉時代の荘園跡にある水田を次世代に引き継ぐため、多面活動組織が主体となって稲作体験や餅つき大会等を開催し、子供達の地域農業への理解を深めている。
- 評価点
- 歴史ある水田や伝統を守るため、町内会や子供会、部農会などが連携し、稲作体験や清掃活動を地域ぐるみで行っている。農地・水・環境保全向上対策の時代から農地や水路、農道の保全管理と稲作体験などの交流活動を地域ぐるみで継続して実施している。上小杉八幡宮では、毎年10月に神相撲と流鏑馬式の伝統行事を再現し、次世代に継承している。
農業と地域の思いを未来につなぐ「田んぼアート」
- 市町
- 菊川市
- 邑の概要
- 地域住民が中心となった田んぼアート実行委員会により「田んぼアート」が毎年実施され、地域恒例の一大行事となっている。アートが鑑賞できるよう櫓が設置され、イベントでは地場産品を販売する等、集客の取組を実施しており、地域内外から多くの観光客が訪れている。
- 評価点
- コロナ禍の厳しい状況の中でも、関係者だけで田植えを行うなど田んぼアートの取組を継続し、コロナの終息への願いを田んぼアートで伝えている。地域資源(田んぼ)を活用し、田んぼアートを通して農業の魅力や地域の思いを未来に伝えるとともに、地域の活性化に寄与している。